2015年8月24日月曜日

ラズベリーVol.105(夏休みの自由研究大賞はこれで決定!)

カミさんと小4の娘が、

何かのイベントで仕入れてきました。

紫外線を判定するグッズです。



頼みの計測器

















太陽の日に当てると、色が変わるらしい。


そこで、今年の夏休みの自由研究は、

『UV調べ』となりました。


朝、昼、夕の時刻に定点観測で、光の具合を記します。

反応によって、“濃い”~“やや濃い”~“薄い”~“白い”の4段階で判定。

あわせて、後から確認できるように写真も記録に残します。

普通に撮っても味気ないので、ちょっとおやじセンスを入知恵でこんな風に。


日々の観測も楽しく、発表会も面白く。


















毎日の観測結果を記す表も準備して、

あとは娘のやる気だけだが!


炎天下は測りたいし、雨の降る日もやらなきゃいけない。

昼間はクラブでいないのに、全部の天候で記録するとか無理!!


まあ、要領よく自由研究をまとめあげようと考えると、

そうなるんだけど。


ここで考えます。現代の自由研究で培うべきこと!!


結果(=結論)が初めから判っていて、

つじつまが合うような行程を作っていこうとしちゃっています。

「なんで?」とか、「まさか!」とかの発見を想定していない、

既成の常識からのスタートになっていますよね。

全く予想がつかないことを、ゼロから調べてみようなんて発想が、

成熟した現世では欠けてきているんでしょう。


山中教授は、何回も同じ手順で、手を抜くことなく実験を重ねて、

結果を論文にしていったのだと思います。

(だから、研究スタッフの皆に感謝を忘れない。)


初めから期待する結果があって、それに等しい観測があれば、

狙い撃ちで抽出していくっていうのは、

今回でいうと、

~晴れの方が日差しが強いから、

それから、雨の日を1日測って・・・。あとは、薄曇りと・・・。~っていうことでしょう。

こういうのは、全くダメです。

それは、小保方さんの手法です。

自分の仮定に都合のよいところばかり抽出していくと、

事実が真実かも混同していっちゃうでしょう。

ちゃんと100回でも実証してみてください。

自然現象は、いろいろでしょうから。


実直に観測結果を積み重ね検証してから、

仮定をたてて、ようやく核心に接近していく。


夏休み期間中の30日間の観測結果の一覧表から、

・天気が大きく関係していること。

・暗く感じても、紫外線はあること。

なんかを読み取れると良いでしょう。

そして、

・紫外線は目に見える光とは、違うのではないか?

・じゃあ~光って何???と疑問をもてること。

・・・などなど。



赤の外が赤外線、紫の外が紫外線。











科学に興味があって宇宙に出ていくことも、

これからは夢<現実でしょうね。


津田沼イオンにあった宇宙服(撮影顔出し用)























◆高校受験の中学生に告ぐ、についてちょっと知りたい。

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