何かのイベントで仕入れてきました。
紫外線を判定するグッズです。
頼みの計測器 |
太陽の日に当てると、色が変わるらしい。
そこで、今年の夏休みの自由研究は、
『UV調べ』となりました。
朝、昼、夕の時刻に定点観測で、光の具合を記します。
反応によって、“濃い”~“やや濃い”~“薄い”~“白い”の4段階で判定。
あわせて、後から確認できるように写真も記録に残します。
普通に撮っても味気ないので、ちょっとおやじセンスを入知恵でこんな風に。
日々の観測も楽しく、発表会も面白く。 |
毎日の観測結果を記す表も準備して、
あとは娘のやる気だけだが!
炎天下は測りたいし、雨の降る日もやらなきゃいけない。
昼間はクラブでいないのに、全部の天候で記録するとか無理!!
まあ、要領よく自由研究をまとめあげようと考えると、
そうなるんだけど。
ここで考えます。現代の自由研究で培うべきこと!!
結果(=結論)が初めから判っていて、
つじつまが合うような行程を作っていこうとしちゃっています。
「なんで?」とか、「まさか!」とかの発見を想定していない、
既成の常識からのスタートになっていますよね。
全く予想がつかないことを、ゼロから調べてみようなんて発想が、
成熟した現世では欠けてきているんでしょう。
山中教授は、何回も同じ手順で、手を抜くことなく実験を重ねて、
結果を論文にしていったのだと思います。
(だから、研究スタッフの皆に感謝を忘れない。)
初めから期待する結果があって、それに等しい観測があれば、
狙い撃ちで抽出していくっていうのは、
今回でいうと、
~晴れの方が日差しが強いから、
それから、雨の日を1日測って・・・。あとは、薄曇りと・・・。~っていうことでしょう。
こういうのは、全くダメです。
それは、小保方さんの手法です。
自分の仮定に都合のよいところばかり抽出していくと、
事実が真実かも混同していっちゃうでしょう。
ちゃんと100回でも実証してみてください。
自然現象は、いろいろでしょうから。
実直に観測結果を積み重ね検証してから、
仮定をたてて、ようやく核心に接近していく。
夏休み期間中の30日間の観測結果の一覧表から、
・天気が大きく関係していること。
・暗く感じても、紫外線はあること。
なんかを読み取れると良いでしょう。
そして、
・紫外線は目に見える光とは、違うのではないか?
・じゃあ~光って何???と疑問をもてること。
・・・などなど。
赤の外が赤外線、紫の外が紫外線。 |
科学に興味があって宇宙に出ていくことも、
これからは夢<現実でしょうね。
津田沼イオンにあった宇宙服(撮影顔出し用) |
◆高校受験の中学生に告ぐ、についてちょっと知りたい。