2012年12月20日木曜日

ブルーベリーVol.06(初フルマラソン完走への指南書)

おやじのための、初フルマラソン完走への指南書です。

上級者の方は笑ってご覧くださいませ。

(唯一独尊のため誤解説御免・・・です。)


◆初心者の不安:其の一

心肺機能が心配について。

これは学生時代からのロードレース等での経験から

目の前にある不安要素かと思われますが、

それは悪き体育授業の弊害です。


長距離を走って息が上がるのは、

ペースが速すぎるからです。


100 走の速さで走れば誰でも短距離で完了します。

42Kを息が上がらないペースを知ることが

トレーニングの目的となります。


知るとは身体で覚え精神で制御するということです。

ですから、5Kやそこそこのタイムを計測して

スピードトレーニングなどをすることは、

初心者には背伸びしすぎです。


頑張っている気にはなりますが、目的が違います。

自分のペースを知ることこそ、

フル完走への成功の秘訣です。

わたくしの場合は、

“遊歩道の地面でたわむれるハトさんの脇を走行しても、

飛び立たない速度”を意識しました。


◆初心者の知らない不安:其の2

40Kを走ると、足が疲れます。

足といってもいくつかの部位があります。

一般的に痛みを感じたりツッタリする筋肉が、

ランニングに動員されている部位です。

ここで認識が必要なのは、短距離で動員されている筋肉は40Kもたない、

ということです。

無理なんです。


そこで考えることは、

長持ちする筋肉を使って走るということです。


ずばり、中臀筋です。

エヴァの女子パイロットのプラグスーツの腰からグッと盛り上がった

尻の上部です。



こいつは鍛えるとかなり長時間働きます。

しかし爆発的な瞬発力はありません。

中臀筋を使った走法でトレーニングをつむと肥大します。

いわゆる体幹走法はこれだと思っています。


フォームを矯正して筋肉を意識して走ります。

最初は上手く使えず足で走ってしまいますが、

慣れるとお尻の上部が熱くなってくるのが解ります。

ここをマスターすると、

“秘技両足ぶらんぶらん走法”の体得へと進めます。


◆初心者のハマる不安:其の3

ずばりガス欠です。

高校生の頃にひ弱な男だった僕は

部活動に目覚めてぐあんばったのですが、

練習の後にパッタリと動けなくなった経験があります。


ここでは、血糖値とグリコーゲンと

脂肪に関しての知識が必要となってきます。


食事をとった直後は血液中の糖質を燃やして活動します(無酸素運動とかも)。

そこが空になったあとは脂肪を燃やしにかかります。

ここがスムーズに取り出せるとエネルギーが供給されます。

そして痩せることができます。


素人は40分以上の継続した運動を行わないと脂肪を燃やすに至らないようですが、

プロはより早期にエネルギーをとりだせる身体になっているみたいです。

したがって6時間もかけて走り続けるためには、

体内に糖質を大量に備蓄するか、

(糖質+クエン酸=グリコーゲン促進らしい)

脂肪を燃やすコツを覚えるかです。

(あと、脂質を燃やすにはグリコーゲンがないと着火しません。)


けれど、ゼリー状のエネルギー源を定期的に摂取すれば問題ありません。

本番では、2ヶをポケットにしのばせ4回に分けて摂取しました。




では、次回は具体的な初心者(わたくし)のトレーニング方法と

秘技両足ぶらんぶらん走法を伝授?いたします。




◆初フルマラソン完走へのみち、がちょっと気になる。



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